機能訓練指導(高齢者体力向上トレーニング)
年齢を重ねるごとに体力が低下することは否めない事実ですが、適度で適正な運動をすることで身体機能の退行性変化を穏やかにすることができます。また、成人病予防にも運動習慣は欠かせません。たいした原因も思い当たらないのに腰や膝が痛む「変形性関節症」の治療にも運動療法は必須項目です。
身体を支えている骨に鬆が入ったように弱くなる「骨粗鬆症」の原因は、筋力が低下することによって起こります。骨が弱くなると言うことは、骨折もしやすくなり「大腿骨頸部骨折」のような重篤な骨折を引き起こす要因ともなります。骨強度と筋力は比例しますから、筋力を維持、向上させることが骨の加齢変化を遅らせる重要な要素です。
一般に体力と言われる「行動体力」は筋力、持久力、柔軟性、バランス、俊敏性などですが、これらを向上させるためのトレーニング方法はそれぞれ異なります。正しい運動を長く続けることが大切です。
当院の所属する練馬区柔道接骨師会は、平成12年より施行された「介護保険法」にもいち早く対応致しました。現在、練馬区社会福祉事業団の運営する区立デイサービスセンター12カ所で会員の柔道整復師が機能訓練指導員として高齢者の訓練、指導等を行っております。また、練馬区介護認定審査員として福祉行政にも参加しています。
*機能訓練指導の専門家です。
当院は社団法人日本柔道整復師会認定の「機能訓練指導員認定柔道整復師」となっています。また、平成12年より区立デイサービスセンターにて17年間、現在も多くの高齢者の機能訓練に携わっております。
!高齢者の機能訓練は医療行為ではないので医療保険の対象とはなりません。また、介護保険の在宅サービスに該当いたしませんので給付対象となりません。 訓練時間は20~40分ほどです。 来院の際に機能訓練希望とおっしゃって下さい。